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FOMC:0.25%利上げ、利上げ回数は年3回を維持!!

2017/03/16(木) 09:40

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米国のマネタリーベースの推移

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USA_Manetarybase2017.03.jpg

※DATA:FRB、筆者作成

☆FOMC声明の概要

・政策金利を0.75~1.00%に引き上げ

・政策決定は賛成9、反対1

・米経済は緩やかに拡大、世界経済はより安定

・物価上昇率は目標の2%に接近。2、3年以内に2%近傍で安定

・FOMCメンバーは今年計3回の利上げ想定を維持

☆FOMC声明

FRBは3月14日、15日の両日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を開催し、政策金利を0.25%引き上げ、0.75~1.00%にすることを賛成9人、反対1人で決定(ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が金利据え置きを主張)。

利上げは昨年12月以来で、トランプ政権発足後では初。米国の政策金利が1%の節目を回復するのはリーマン・ショック直後の2008年12月以来、8年3ヶ月ぶりとなります。同年の金融危機を受けて導入された異例の緩和策は、正常化に向けてさらに前進。

声明では、「雇用は堅調に伸び、物価上昇率がここ数四半期で目標の2%に近づいた」と評価。物価上昇率について「上昇したが、目標を下回っている」とした前回2月の判断から上向き修正。

米経済については「緩やかに拡大している」と、前回の景気認識を維持。「労働市場は今後も幾分強化され、物価上昇率は中期的に目標の2%近傍で安定する」と予測。前回は、物価上昇率は中期的に2%に上昇するとしておりました。

景気見通しへの短期的なリスクは「おおむね安定している」と、前回から変更は無し。家計支出は緩やかに増加したと指摘。企業の設備投資は「幾分堅調になったようだ」とし、前回の「依然弱い」から上方修正。

☆イエレン議長の会見

イエレンFRB議長は声明公表後の記者会見で、FRBのバランスシート(資産)を将来的に縮小していく問題について、「(今会合では)何ら決定はしなかったが、今後の会合で議論を継続する」と述べた。ただ、縮小に際しては「徐々に、予見可能な」形で取り組むことが原則だとした。

イエレン議長は、金融政策の手法としては資産圧縮よりも、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準の操作が「積極的な手段だ」と指摘。

ただ、政策の正常化は「量的ではなく質的な条件を判断することが適切だ」と、さまざなま要因を考慮する必要性を強調。

「FF金利が特定の上限に達すれば、政策の正常化が十分に進んだ(ので資産圧縮を始める)という意味にはならない」と述べております。

また、このところの米国の株高については「消費を後押しする一因のようだ」との見方を示し、低格付け社債のリスクスプレッドの縮小は、金融情勢が幾分和らいだ兆候だと説明。株高が金融情勢が和らぐ一つの要因になっているとの見方を示しております。

一方、下院共和党が提案している輸入品への課税強化策である法人税の「国境調整」により、急激なドル高が進むとの見方については、「正確にどのような事態が起きるのか、極めて不透明だ」と語り、提案の先行きを慎重に見極める姿勢を見せております。

☆FOMCメンバーの経済見通し

FRBはFOMCメンバー17人の経済・金利見通しを公表。

2017年中の利上げは3回の想定が9人(前回は6人)、4回が4人、2回が1人、1回は2人(前回は2人)、6回が1人となっております。

2017年末の金利(中央値)はは1.375%、2018年末は2.125%で、共に前回と変わらず。0.25%の利上げ幅が続くと仮定すれば、各年とも3回の利上げが行われる計算となります。

2017年10-12月期米実質GDP(国内総生産)伸び率は、前年同期比2.1%と予測されており、前回と変わらず、2018年同期は2.1%(前回は2.0%)に上方修正。長期見通しは1.8%で変わらず。

直近で4.7%となっている失業率は、2017年10-12月期に4.5%と予測し、前回と変わらず。長期見通しは4.7%とし、前回(4.8%)から低下。

個人消費支出(PCE)物価指数でみたインフレ率は、2017年10-12月期は前年同期比1.9%と予測し、前回と変わらず。コアPCEは1.9%に上方修正(前回は1.8%)。

目標の2.0%に達するのは、全体もコアも前回同様2018年と予測しております。
 

FOMCメンバーの金利見通し(2017年)

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FRB_menber2017.03.jpg

※DATA:FRB、筆者作成

FRBの資産推移

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※DATA:FRB、筆者作成

米国の失業率とインフレ率・平均時給の推移

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USA_FRB_PCE2017.03.jpg

※DATA:FRB、米労働省、筆者作成

(企画部:O.K.)

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